○○の秋

最近テレビとかで○V女優の事をセクシー女優って表記しやはるけど

セクシーは英語であれど性的魅力って意味の形容詞なんやし英和辞書で調べたら

その単語の意味自体なんてすぐに出てくるねんしA○女優の方が略語であるが故に

アニメヴィデオかもアニマルヴィデオかもしれんし

未成年の子達への多少の配慮があった気がしてならない…まぁ～何でもいいんスけど..。

どうも店長アラカワです。

 

いやぁ～秋っすね。

今年は「あれ？秋飛んだ？」って思わせる寒さから

「いやまだTシャツでイケるやん」って思わせる暑さに戻って…

からの「真冬やんけ」みたいな日もありつつ…。

例年のフェードインで秋になる感じではなくて歪なカットインな秋でしたね。

お店のある京都は春の桜シーズンよりも秋の紅葉シーズンが有名なんで

観光客の皆様で溢れかえってます。何なら溢れ過ぎて地元の人間は渋滞で

困るシーンもしばしば。

お店の方にも結構遠方の方からこんなクソみたいな

スケボー屋や言うてんのにすぐ関係ない方向に飛ぶブログを読んで下さって

「ブログが面白過ぎるので一度店長さんに会いたいと思って来ました」系

のお客様がまぁまぁな人数ご来店下さって…照れちゃいました(笑)

冒頭のエ■ネタだけ考えて後はマジで何も考えんとPCに向かってるだけで

マジで読み返しもしないし、お客様から「○×の記事最高でした」みたいな事

言って頂いても全然覚えてない事も…(汗)

 

けども構って頂ける間が華なんで今回も車で4時間や5時間かけて

わざわざお店に来て下さってるお客様ですら根を上げてまう位クソ長い

一体どこがスケボー屋のブログなんかサッパリ分からん駄ブログでも

書きましょうかぁ～。あ、毎回書いてますけど最後まで読んでも

落ちてる爪楊枝集めて木工用ボンドで引っ付けてもっかい巨木に戻そうと

するよりも時間の無駄になる事必須ですので予めご了承下さいね。

更に今回はスケボー屋のブログやのに1mmもスケボー出て来ません。

新聞の深夜テレビ欄に「あのグラドルが悶えまくり」とか書いてあって

興奮してその番組にチューンしたらグラドルが足ツボマッサージされとるだけ

みたいな感じです。天の邪鬼なんで今回はそんな魑魅魍魎蠢く奇々怪々なブログ。

 

さてと、秋と言えば皆様は何の秋っすか？

 

元々食の細い呑むのだけがメインの僕は食欲の秋ではないし

 

本は寝る前に読もうとしても本開く前に題名読み切る事もなく

夢の世界にライドオンしてまうし…。

最後に読んだ本は小3の夏休みの時”ずっこけ三人組”が最後で

その後はエ■本の白黒ページの”ひと夏の体験コーナー”みたいなとこ読んで

インスパイヤーされて同級生と真夜中に「(■ロ本)書いてあるんやし絶対居るって」

言うて痴女探しに行ったぐらいのアホなんで読書の秋では絶対ないし

 

鬼の消去法で芸術の秋でもキメこんだろって事で

年に1回あるかないか休みの日に完全にスケボー関係ナシで

大阪の万博公園内の国立民族学博物館へ

 朝布団から出た瞬間にビールの栓抜く

モーニングビールスタートで行ってきました。

勿論、現地到着までは通りがかったコンビニ全てで1本呑む

通称コンビニキャノンボールで…。

阪急電車乗った時点でもう完全に居酒屋モードなってましたけど

何故そこまでして行くかと言うと…どうしても聞きたい”声”が

国立民族学博物館に展示公開されてると聞いたんで

それがどうしても聞きたくて近所のコンビニ行くんも邪魔臭くなる様な僕が

電車に揺られた次第。

 

その特別展が【見世物大博覧会】。

現状、既にスケボー屋のブログから完全に逸脱してますんでココでは

そこまで長く書きませんが…今から23年前の桜満開の春。

当時大学生だった僕が選択した講義に痛く感銘を受けて

 

(もともと鬼の凝り性なので)先生に

「講義についてもっと詳しく知りたい」って相談したら

「今の時期なら八坂神社に行きなさい。僕の(先生の)名前言って運が良ければ

色々知れますよ？」てまるでB級アドベンチャー映画みたいな事言われて

血管切れそうな位テンション上がってソッコーでツレと

原チャ飛ばして八坂神社に向かいました。

 

桜の観光名所の八坂神社の境内には色んな出店が出てて観光客でパンパン。

その中でも一際異様な面持ちで他の出店よりも10倍は大きいスペースを

陣取ってたのが講義で感銘を受けてもっと詳しく知りたかった

 

見世物小屋

 

若い子達にはソレが何のこっちゃ分からないと思いますが

それ書いたら長くなり過ぎるんで適当にググるかウィキって下さいね。

 

僕が18歳の時でも既に見世物小屋の様な催し物はタブー視され初めてた

時代だったんで歩いてる人も訝しげに目線をやるだけで

近づく人もあまり居ない感じ。

小屋の関係者らしき人もその感じが気に入らないのか物凄い機嫌が悪い

のは誰が見てもあからさまなのに、当時の僕は今より軽く7000倍以上は

アホやったんで、写真撮影禁止って看板建ってるのに写真撮りまくり

ながら、関係者らしき人に「小屋の中見せてや？」とタメで宣う始末…。

 

ただ、その横着な態度が逆に香具師(ヤシ)の人にはハマったのか？

ツレもスーパーサイヤ級にアホやったんで同じ様な感じだったのに

関係者らしき機嫌の悪い人に

 

「お前ら連続で来い!!」

 

って言われて…。

その”連続”の意味がさっぱり分からないまま超人ハルク級にアホやった僕は

「オッちゃん!!オッケー!!」と快諾。

 

見世物を見せて貰った数秒後には何故かビニールシートを運ばされ…。

“連続”の意味が徐々に”アルバイト”って意味って知るんだけども

そこから桜祭、秋祭の度に呼んで貰って期間中は見世物小屋と

お化け屋敷にとテントを改造した簡易住居で

皆が寝る時間は小屋を抜け出してスケボー行ってたけども

住み込みでアルバイトさせて貰う事に。

 

この約１年間。書いたら本になるんで書きませんが…

○×●教に間違えられて宇宙服みたいなん着たポリに羽交い締め

されるし、今Su○remeとコラボしてる写真家のア○ーキーに

も会えたし…呑みの席でハズすはずない信じられないカヲス満開の

経験を一杯させて貰った上に「マジで遊んでる様なもんやのにかまへんの？」

ってなる位高額なバイト代を規模から考えてそこまで売り上げは良くなかった

筈なのに大入り袋にまで入れて貰えて…。

 

僕とツレをそんな世界に「お前ら連続で来い」の一言で

当時ですら日本で3興行(現在は1～2興行だけみたい)しか無かった

異次元に超高優遇で誘ってくれたのが最初機嫌バリバリ悪かった

見世物小屋の”多田興行”の親方。

 

興行の人達は一応住所はあるものの北海道の紅葉スタートで秋祭りを追いかけて

南へ南下。九州で桜が咲いたら桜祭りと共に北海道へ向かって北上。

みたいな生活を1年かけてなさってて

親方の奥様はマジ上品な方で京都で祭りのない季節でもいっつも

「コッチはね今はね桜が奇麗なのよ～貴方達のお金は出すから5月の

北海道にラベンダー見にいらっしゃい」みたいな電話をいつもくれてたのですが…。

大学を卒業する頃には連絡が途絶えてしまって…。

親方が亡くなられて多田興行は解散したってのを風の噂で聞いてから約20年。

 

こんなけネットが進歩して便利な世の中なのに見世物小屋の様なものは

過去の遺産もしくは、サブカル好き止りみたいな扱いで…。

ちゃんとした資料に出会えなくて悶々とした時間が何十年も続いてたので

展示物には感動の一言。

 

中でも自分がバイトさせて貰ってた多田興行の資料も数点あって…

で、今回のメインの”声”

見世物小屋はタンカって言って独特の言い回しでお客さんを呼び込むのですが

(映画の中の寅さんのバナナの叩き売りみたいなんと言えば分かるかな？)

貴重なその”声”ももちろん資料として聞けて多田のオッちゃんの在りし日の

声も聞けました。

 

僕がバイトしてた時の休憩中にずっと流れていたタンカはカセットテープ録音で

あきらかにバックで奥様が茶碗洗ってる音が入ってて口上の最後の最後に

「これ？連続で言うん？ココか?ココが停止ボタn…」らへんでテープが切れる

超鬼deepなレミックスカセットテープで、親方に「オッちゃん撮り直しぃ～や？」

てずっと言うてた代物でしたが…資料なんでキッチリ録音された音声も

当時のカヲスバイトを思い出して後15分も聞いたら泣いてしもてたと思います。

 

学生の時はほぼ毎日美術館か画廊や画材屋へ行ってたのに

現在お店でそれ以上にアバンギャルドな子達に毎日接しているので

こんな機会はよっぽどの事がない限り出向かないのですが…。

 

大学生の時、講義を受けた僕に

「今の時期なら八坂神社に行きなさい。僕の(先生の)名前言って運が良ければ

色々知れますよ？」

って言ってくれた鵜飼正樹先生…。

 

展示物の資料提供者欄見る限り貴方に二回も一本取られましたわ。

 

三ツ星の最高級レストランのシェフがコンビニのおでんの

無料で貰える色んな調味料レポを本域で書くみたいな

一体何屋さんか分からない今回のブログ。

もう誰も読んでませんね？　読んでる筈ないですよね？　

 

いやね、ドイツからやって来た超イケ面スケーターの話とか新規取り扱い

が決まったブランドの話とかスケボーの事でも書く事山盛りあるんスけど…。

ほら、コース料理の真ん中で一旦小さいシャーベット出てからの肉料理に

繋げる…とかあるっしょ？　今回はそんな感じ。

僕のさぼり癖のせいで今回紹介した特別展示は残り数日になってしもてますが…。

時間が許す方は是非ともご覧頂く事をオススメします。

 

そんなこんなで多田のおっちゃんに奥様、息子のユウジ君、ズーズー弁キツ過ぎて

最後まで何言ってるか一切分からなかったフミオさん。そして牛女さんに

手品下手やったマジシャンのジュリーさんetc…。

 

多田興行の皆さん…あの時爆竹級に弾けたアホやった僕は八坂神社のある

京都であの時からやってたスケボーをあの時の僕みたいに生意気な子達に

売る側で頑張ってます。オッちゃんが大好きやったモー娘。はね...

メンバー変わるわ不倫するわ…でカヲスの連続です。

 

まだまだソッチへ行く気は全く毛頭無いんで遠い未来

タイミング来たらテキトーにタメで「連続で行ったんで」言いに行きますね。

 

て、事でもっかい改めますが”スケボー屋さん”のボードウォーク京都は

今日も元気に京都の路地裏で営業中です。